コタツ事件
<昨日の続き>
クレープをたいらげてご機嫌(?)だった僕ら3人は、コタツで安らかな眠りへとつきました。
朝……
けたたましく鳴り響く携帯のアラームを止め、眠い目をこすりながら起きようとするとそこには
知らないオッサンが寝ていた。
「え… 夢?」と素で言ったのは人生で初めての経験であった。
貴重な体験をしたと言えよう。
まだよく回らない頭をフル回転させながら出てきた答えは、
- こんなオッサンのようなゼミ生がいただろうか。
- っていうか3人で帰ってきたはずなんだが。
- そういえば朝方ドアを開ける音がしたような…
ここであることを思い出す。
ああ、そういえば兄が友達を部屋に泊めていたな。
きっと兄の友達に違いない。
と、ちょうど部屋に兄が入ってきた。
自分「この人、誰?」
兄「え…なに?」
質問の意味がわからない、といった顔はやめてくれ。
僕 が 一 番 わ か ら な い の で す か ら
パニックに陥った僕は両隣のゼミ生を叩き起こし、
果ては両親まで起こし、警察を呼ぼうか迷ったあげくに
最終的には結局本人に聞いてみるしかないという単純な結論に落ち着き、
オッサン(30歳前後)を起こすことになりました(父も立ち会い)
「ちょっと…ちょっと起きて下さい」
「ん…んん(明らかに寝ぼけている)」
「あなたどなたですか?(いきなり直球)」
「え…ウエヤマですけど?」
お前は何様だ。
どうやら酔っぱらいの方だったようで誰かの家と間違えて入ってきたようです。
みんな、戸締まりには気をつけようゼ☆!